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レポート課題その1について
テーマ
レポート1:「オリジナルなサーバ・クライアント通信プロトコルを設計する。」
含むべき内容
- 通信プロトコルの名称
- 目的や特徴が分かる簡単な名称を付けて下さい
- 通信プロトコル設計の概要
- 目的:どのような状況で、どのような通信を行うことを目的としているか
- 特徴:どのような設計上の制限や工夫などがあるか
- 通信プロトコルの設計仕様
- 送信/受信データの仕様:送信データとしてどのような文字種やデータ量がゆるされるか、送信データに対してどのような意味で、どのようなデータが返されるか、など
- エラー時の応答など(もしあれば):仕様と異なるデータ送信に対して、どのような処理と返信が行われるか、など
- プロトコルの仕様は「積算プロトコル」などの既存のプロトコルを参考にしたり、送受信の文字列などを図や表などにまとめるなど、読む人にとって理解し易い工夫をしてください。
提出方法
- PDF形式の電子ファイルとして作成し、manaba コース(応用プログラミング及び実習) より提出して下さい。
- PDF形式のファイルの作成は一般のアプリケーションの他、全学認証を使ってのGoogle Documentなどでも作成可能です。
- 提出ファイル名は「プロトコル名.pdf」(例:積算プロトコル.pdf、addup.pdf など)として下さい。
- レポートは12月20日12:30より提出可能です。
- 提出されたレポートが課題の趣旨に沿っていない場合は、再提出を要請する場合があります。その場合、再提出は manaba で指示します。
//mailto:sano+[[report@slab.math.ryukoku.ac.jp|sano+report@slab.math.ryukoku.ac.jp]] 宛に電子メイルで提出して下さい。 //-電子メイルの件名(Subject)は、「apro report1」 とします。 //-提出ファイル名は全て半角英数字で「apro1-学籍番号+氏名.pdf」(例:apro1-t09000+SanoAkira.pdf)とします。 //-提出するPDFファイルをワープロなどから直接作成することが難しい場合は、セルフラーニング室のスキャナを利用して冊子レポートからPDFファイルを作成し、電子メイルにて提出して下さい。
- 提出された「レポート1」は、manaba 上で「レポート1」を提出した全ての受講者にそのまま開示されます。
提出〆切
- 2016年12月27日(火)23:59 まで
評価方法:以下のような観点から総合的に判断 10点
- レポートとしての体裁
- 上記内容が含まれているか?
- きちんとした日本語が書かれているか?
- プロトコルの内容
- 通信プロトコルがきちんと与えられており、プログラムが設計可能な仕様として与えられているか?
- 通信プロトコルに個性的な内容や工夫が見られるか?
- その通信プロトコルはネットワーク上でに実装される意義はあるか?
- ネットワーク通信を使わないと実現できないことか?
- ネットワーク通信を使うことで何か便利になっているか?
評価点
= 評価 : **0〜10点** = 未提出による減点 : **-10点** = 減点法 : * 同じ内容だと見なされるレポートについては、同じレポートの人数を n として 1/n 倍した点数を満点として評価します。 * ただし、複数のレポートがたまたま類似のテーマを扱うこともあるでしょう。仮に同様の内容であったとしても、レポート内容や設計されたプロトコルから独自のものと判断できるケースでは、通常通り(1/n しないで)評価します。**したがって、独力で作成する限りはこの減点法を気にする必要はありません。** * 再履修の学生が、**以前に提出した自分のレポート(とほぼ同様のもの)**を提出した場合には、この「同じだと見なされる」減点対象とはしません。ただし、大きな変更が無いままで提出されたものは、独自性などの部分で評価が大きく下がると考えて下さい。
レポート作成の注意事項
過去のレポート提出でよくあった間違いについて記しておきます。
= プロトコルの設計仕様とプログラムの設計仕様を取り違えている :
「プロトコルの設計仕様」では、どのようなクライアント送信に対してどのようなサーバ応答が行われるかという「通信の形式的ルール」を設計して記述します。 クライアントからの送信、あるいはサーバからの返信をプログラムとしてどのように実現するか(プログラムの設計仕様)は、プロトコルの仕様に含んではいけません。 通信の形式的ルールとは、たとえば講義で例示された「積算プロトコル」のようなものです。「積算プロトコル」には通信手順のみで、その実現方法は含まれていません。 「プログラムの仕様」を書いてくる人がとても多いです。
= プロトコル設計の概要で、プロトコルの目的ではなくレポート作成の目的を書いている :
「目的:ネットワークプログラミングを理解するため」とか「目的:応用プログラミングの単位を取得するため」みたいな例が散見されました。設計するプロトコルの役割や利用方法など、プロトコルの目的を書いて下さい。
= 過去に出されたレポートのコピーを提出する :
論外ですが、過年度の先輩や同級生のレポートを借用して提出する人がいました。このような場合、未提出扱い、あるいは大幅な減点を行ないますが、そもそもチェックが面倒なのでやめてくれ。