slab:配属資料:2015

How to do, not what to do. make your story.

特別研究配属のためのページ

  • 説明会以前、募集開始以前の訪問を歓迎します。
  • 以下には、説明会配布資料の内容に加えて若干の説明が追加されています。
  • 幾つかのキーワードにはその内容に関するリンクが張ってあります。
  • メイルアドレス等の連絡方法はこのページ下部の「問い合わせなど」を見て下さい。
  • 訪問時間について
    • 昼休みから午後早い時間がお勧めです。学生居室(1-536、さの居室538の2つ隣)に居ることもあるので、そちらも覗いてください。
    • うまく捕まればいつ尋ねていただいても構いませんが、オフィスアワー(月木の3講時)にはおそらく在室しています。
    • 必要であればメイルでアポイントメントを取って下さい。
  • どんなことをやりたいのか、どんなことに興味があるのかをお尋ねします。多少は考えてから来てください。
  • できるだけ数多くの研究室を訪問して、いろんな教員と何度も話をすることをお勧めします。

さのの興味に近い研究テーマはタイトルの通りです。 ただし、特別研究は「演習ではない」ので、「何をやるか」以上に「どうやるか」が重要だと考えています。 テーマ設定は基本的に自由です。 研究テーマを自分で設定し、それに必要な勉強をすることも特別研究に含まれます。 もちろん、テーマ選択に「数理情報学科」であるとか、教員、あるいは本人が一年間でなんとかなりそうなテーマである、という程度の制限は存在します。 過去に研究室で行われたテーマは、以下の研究室のWebページから見ることができるので参考にして(あるいは、参考にしないで)下さい。
「知能」や「発達」などの分野に興味のある人はもちろん歓迎します。 人工知能、強化学習、ニューラルネットワーク、生物(脳)の情報処理、認知発達ロボティクス、人工無能、人工認知などが関連しそうなキーワードです。 興味のある方はさのと話をしてみて下さい。

「知能とはなにか?」という問いにはいろいろな答え方がありますが、さのが好きなのは
「知能とは、どうしたらよいかわからないときに使うものである」
というものです。さのの研究室では研究テーマは積極的に与えられないし、指導教員はアテにならなかったりするので、 よく「どうしたらよいかわからなく」なると思います。みなさんの隠された知能の発現に期待しています。

認知を考えるというは、たとえば目の前のある物体をどのようにして「リンゴ」だと 識別して、それが「リンゴ」を指す意味を持っていることをどのようにして知るか、 を考えるということです。 発達を考えるというのは、たとえば先週まで歩くことができなかった子供が自ら学ぶ ことによって今日は上手く歩けるようになる、その変化のしくみを考えることです。 すごく大げさにいえば、この二つを考えるということは私たちの心の在りようについて 考えるということです。

ヒトは物事にいろいろな意味を付けるのが好きな動物です。この意味付けるという 行為は、私たちの視覚、聴覚、触覚などの感覚情報が脳で相互作用することによって 成り立っています。ヒトがもつこのような仕組みを、脳の学習という観点から、例えば ニューラルネットワークや 確率ダイナミクスを用いて調べます。あるいは、私たちが目の前にある物体を「生きている」のか、 あるいは「生きていない」のかを、どのように区別しているのかを考えます。

コンピューターに物事を認知・発達させることを目指して興隆した 人工知能 という分野があります。この分野は工学的な応用を含むより広い分野に成長しています。 近年では、計算機の能力増大と Google や IBM などの企業から資金力を背景に、人工知能を含む計算機の能力が これまで以上に人間の働きを置き換えるレベルに発展してきています。 //ここでは、例えばチャットなどでコンピューターをより人間らしく振る舞わせる //人工無能 //を作ることなどが考えられます。

ロボットは私たちの身体を真似て作られたいわゆる人形(ひとがた)です。私たちの認知・発達の あり方はどのような身体を持っているかに大きく依存しています。実機 ロボット[1] [2] [3]Open Dynamics Engineを用いたシミュレータ上に自分自身で勝手に学習するプログラムを組み込み、 ロボットの制御を通して人工的な認知と発達について考えます。

できることならば、こういった私達自身の考え方や働きを考える研究テーマを通じて、 自分自身の在り方や物事の考え方に対して何らかの影響を与えるような機会であって欲しいと思います。

  • 前期は、
    1. 各自の興味のある分野について調査・勉強しながら、
    2. 毎週のゼミでその内容を発表・議論し、
    3. 夏休み前までに具体的な研究テーマを決定していきます。
  • 夏休み明けにテーマ発表会を行います。
  • 後期は基本的に各自のペースでがんばる。

//-計算機やプログラミングが好きで数学が嫌いではない人。

  • 自力で調べたり試行錯誤することを楽しめる人。
  • やりたいことはあるが適当な研究室が見当たらない人。
  • 哲学や認知心理学などの割り切れない話に興味がある人。
  • 数理的、あるいは情報学的にヒトを考えるということに興味がある人。
  • 楽をするためには苦労を厭わない人。

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  • 最終更新: 2018/04/09 13:46
  • by sano